日本の美意識を表現した庭『奇跡の星の植物館』

///日本の美意識を表現した庭『奇跡の星の植物館』

日本の美意識を表現した庭『奇跡の星の植物館』

2017-10-10T15:52:33+00:00 2017/10/10 |, 奇跡の星の植物館|

朝晩ひんやりする日が増えてきて、淡路島にも秋の花が見られるようになりました。

『奇跡の星の植物館』では9月23日(土)~11月12日(日)開催の「ガーデンルネサンス2017~日本の美意識が創る花緑の世界~」展にて、秋の植物を交えつつ、様々な形で和の文化を表現した庭を展示しています。
エントランスホールにあるのはファイバーアート作家・石崎朝子氏の作品。「つつまれるかたち」と題して、丁寧な折り重ねや包まれ方に日本の美意識を感じられる作品になっています。
まるで滝の水を思わせる布の姿。日本伝統の枯山水を彷彿とさせます。
「プランツミュージアム」では生命の海に見立てた水面に波紋が創られ、昔ながらの和のデザインに見られる”自然”を表現しています。
「トロピカルガーデン」では、市松模様、映し込みなどの日本のデザインパターンを思わせる形でトロピカルプランツを展示。
「花と緑のある暮らし」展示室では、”浮世絵で読む江戸の園芸”をテーマに、歌舞伎役者・三代目尾上菊五郎の隠居後の園芸三昧の暮らしを表現していました。
展示室全体を上から見たところです。菊五郎が隠居後に始めた植木屋には茶店もあり、園芸ファンで賑わっていたそうです。
菊五郎はオモトや盆栽をこよなく愛していたそうです。

こちらは「阿蘭陀(オランダ)」と名付けられたオモトで、絵にも描かれるほど貴重だったそうです。現在、日本に1鉢しかない阿蘭陀がこちらに展示されています。
こちらは「四季花くらべの内 秋」という浮世絵。三人の男女の立ち姿の後ろに江戸時代らしい植木が並んでいるのですが、サボテンやパイナップルなど西洋から入ってきたものも混じっているようです。この浮世絵を植物館で再現したものが…
こちら!一緒に記念写真も撮れるようになっていますのでぜひ♪
「ミラクル瓦ガーデン」では秋の兵庫五国(摂津・播磨・但馬・丹波・淡路)を表現したアートが展示されていました!一番左の面が淡路だそうです。
今回の展示では、日本の伝統的な美意識を継承していくというコンセプトのもと、伝統とモダンと融合させたアートを随所に提案。
「フラワーショースペース」では、”粋とモダンで楽しむ月の庭”と称して、東浦の満月の夜をイメージした庭が展示されていました!
花でさざ波を表現し、右手の枯れ木が乗った石は小舟と見立てているそうです。奥の方に立っているのが屋根のないお月見用の茶室です。
小舟と見立てた石の器には、ダリアが花を添えています。
茶室の手前には、鹿威しの姿も。お月見の庭に「カコーン!」と良い音が響き渡ります。
茶室の中をのぞいたところです。
桔梗や紫式部など、昔から日本で親しまれてきた秋の花がたくさん!
そんな和風にまとめられた空間に点在していて面白かったのが、ツノナスという植物。英名がフォックスフェイスというそうで、なるほど、キツネの顔にも見えますね!

江戸時代に遡ったり、現代アートと融合された形で和と向き合ったりして、様々な角度から日本の美意識を再確認。日本人と植物の関係を通して、とても面白味のある国に生まれてきたなぁと実感することができました。

「ガーデンルネサンス2017」展でぜひ日本人としてのアイデンティティを再発見してみてくださいね!!


兵庫県立淡路夢舞台温室
奇跡の星の植物館

HP:http://www.kisekinohoshi.jp/

〒 656-2306 兵庫県淡路市夢舞台4番地

TEL:0799-74-1200
Fax:0799-74-1201
E-Mail:info@kisekinohoshi.jp

営業時間:10:00~18:00 (最終受付時間 17:30)

【ガーデンルネサンス2017~日本の美意識が創る花緑の世界~】
2017/9/23(土)~11/12(日)
http://www.kisekinohoshi.jp/exhibition/archives/9286